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ITを軸としたT型人間になりたい人のブログ。
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プラットフォームの成長過程で起こる質的変化


東京MOT会主催の「プラットフォーム戦略」を聴講してきました。
講演者は、元SCEで現ブルー・シフト・テクノロジーの岡本さん、mixiの原田さん、
さらにパネルディスカッションのパネラーとして、
「プラットフォーム戦略」の著者である平野さんと、
豪華な面々。
サッカーのフォワードで言うと、
メッシ、クリスティアーノ・ロナウド、ビジャの3トップくらい豪華。

さて、そんな講演を聞いて、思ったことを書きとめたいと思います。
簡単にまとめると、
「プラットフォームって、成長の過程でいずれ質的変化が起こるっぽくね?」
ということです。
プラットフォーム戦略について知識ゼロ状態で書いてるので、
すでに既知の話だったり的を外した意見だったら、
ただの恥ずかしい独り言になりますが^^

例えばコンピュータ。
(1)人間がやるにはめんどくさすぎたり高度な計算を代わりにやらせるために
誕生した(んですよね?)コンピュータ。
(2)はじめは、マシンが変わればその上で動くソフトウェアも変える必要があったのが、
OSというプラットフォームがその差を吸収し、そのOS向けに書かれたプログラムは
そのOSが載るマシンならどれでも動くようになった。
(3)すると次は、あるOS向けに書かれたプログラムは違うOSでは動かないということで、
今度はブラウザというプラットフォームがその差を吸収し、
ブラウザの上でアプリケーションが動くようになってきた。
(4)そしてさらに最近、ブラウザなどの上で動くアプリケーションのための
プラットフォームとして、ソーシャルグラフというものが現れてきた。

この大雑把な歴史を見てみると、
(1)から(2)、(2)から(3)へのプラットフォームの成長、というか、
プラットフォームの積み重なりというのは、たぶん、
「コンピュータそのものをより便利にする」ことを目的として進んできたと思うんです。
つまり、プラットフォームが何に対して貢献しようとしているかといえば、
それは「コンピュータそのもの」なんちゃうかと。
OSによってソフトウェアの互換性を保つ、
ブラウザによってOS横断的にアプリケーションを利用できるようにする、
これらによってコンピュータはみるみる便利になりました。

けれど、(4)のソーシャルグラフは、これって
「コミュニケーションのインフラ」としてのプラットフォームですよね。
コミュニケーションって、何と何のコミュニケーションかって言ったら、
ここでは「人と人」。
つまり、プラットフォームが何に対して貢献しようとしているかというと、
「コンピュータ」ではなく「人」になってる。

なので、プラットフォームの進化(積み重なり)の過程として、
(1)から(3)までと、(3)から(4)の間に、
プラットフォームの貢献先が「コンピュータ」から「人」に変わるという、
質的な変化が起こっているように思うんです。

これ、実はゲーム業界でも同じように変化していると思って、
(a)はじめはゲーム&ウォッチのように、1ハード1ゲームだったのが、
(b)1ハードで複数ゲームを楽しめるようになり、
(c)そのうちサードパーティがゲームを開発できるようになって、
(d)その後、より処理速度を早くして、よりキレイなグラフィックや音楽などの
大量のデータを扱えるようにと、ハードの進化が進んでいった。
(e)と思ってたら、何やらリモコンを引っさげたWiiという名のデバイスが現れた。

大雑把な歴史はこんな感じですよね。
ここでも、(a)から(d)までの変化って、結局
「ゲームをより美しい画像で、よりきれいな音声で、よりスケールの大きいストーリーも入るように」
っていう感じの、「ゲームそのもの」に対して貢献するような
プラットフォームの変化だったと思います。
一方、Wiiっていうのは、そのコンセプトとして
「家族や友人みんなで楽しめるように」っていうのがありますよね、たしか。
CMも、一家そろって、あるいは友達そろって楽しんでるような、
そんな感じになってます。
つまりWiiについても、「コミュニケーションのインフラ」であるという捉え方を
することが出来る気がするんですよね。

なのでここでも、(a)から(d)までと、(d)から(e)の間に、
プラットフォームの貢献先が「ゲーム」から「人」に変わるという
質的変化が起こってるんじゃないかと思うわけです。

これらの例から、
「プラットフォームって、進化の過程で質的変化するんじゃね!?」
と感じました。

もし今後もこのように、どこかでプラットフォームの質的変化が起こるとすれば、
次は何のためのプラットフォームになりそうか。
ボクは多分、「ロボット」なんちゃうかと思います。
理由は単純で、
「コンピュータ(まぁゲームもここに含みましょう)⇒人間」という変化がきてるので、次は
「コンピュータ+人間=ロボット」になるんじゃないかと思うからですw
ロボットといっても、産業用じゃなくて、民生用ロボットをイメージしてます。

じゃあそんなプラットフォームがいつ頃出てくるかというと、
(コンピュータの始まりというわけではないですが)パソコンが出始めたころを考えると1974年、
SNSが出始めたのは2000年くらいだと思うんで、質的変化が起こるまで26年くらい。
ゲームは、ゲーム&ウォッチが1980年に登場、Wiiが2006年発売で、これも26年。
歴史にならって、同じく26年後に質的変化が起こるとすると、
2030年あたりが一つの目安になるでしょうか。
たしかに、2030年くらいなら家の中をロボットがうねうねしてるような気もします。


さて、やや強引にいろいろと妄想を繰り広げてきたわけですが、
僕の弱点は、こういう妄想を講演会などの会場では妄想しきれずに、
帰りの電車や帰った後の風呂場でふと思いつくが多い、というように、
頭の回転が遅くて妄想しきるのに時間がかかり過ぎるということ。
会場である程度妄想しきれれば、ディスカッションタイムなどで
講演者の方々などからご意見を頂けて、よりブラッシュアップもできるんですが。

ほかにも、質的変化が起こったプラットフォームはブルーオーシャンになってるんちゃうかとか、
人のためのプラットフォームの今後の進化(積み重なり)の方向性を
マズローの欲求5段階説で予測出来たりしないかとかいろいろ考えてるんですが、
まとまりきってないのでまたいつか。

最後に、貴重な機会を作っていただいた東京MOT会のみなさま、
ならびに講演者のみなさな、どうもありがとうございました。
かなり刺激的で楽しかったです!

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「横並び」思想の日本人って、要するに「1億総モジュール化」を目指してるのか?
陸上競技・400mハードルで、世界選手権銅メダルを2回獲得している
為末大選手(@daijapan)が、Twitterでこんなつぶやきをしてました。



なぜ日本人は偏りをあれほど嫌うのか

偏ってないってことは誰かと替えがきく存在になるって事だと思うんですけどね



なんだかすごくハッとした。
「偏ってないから替えがきく」って、製品アーキテクチャの概念でいうときっと
「モジュール」に近いんですよね。
みんな一様だから、誰になっても同じインプットに対して
同じアウトプットが期待できる。
パソコンのパーツと同じ。

アーキテクチャがモジュールになれば、あとに待つのは価格競争のみ。
人間でいうと、人件費になるんですかね。
つまり、安く雇われ、もっと安く雇える人が出てくればあっという間に入れ替えられる。

日本人って、世界的には”価格”が高い方だと思うんですが、もし”価格”が安い国の人が日本人とかわらないアウトプットが可能になってくれば、
日本人は総倒れになりますよね。なんせみんな「一様」だから。
日本人は不良在庫として、倉庫の中に積み重なっていくだけになってしまう。

なので、ホントはもっと替えのきかない人、
つまり「偏った人」を目指す必要があるんでしょうね。
モジュールでなくインテグラル。そこにはまる部品はあの部品でしかありえない、という状況。

しかし、コラムニストの中森明夫さん(@a_i_jp)が、以前こんなツイートをしていて
びっくりしたことがありました。



たとえば今、小中学校でバレンタインのチョコ渡し禁止のところが多いそうです。
理由は「もらえない子が傷つく」から。




なんかもう、こういう話からも「偏りをなくす」「横並び」な思想を感じ取れる気がします。
むしろ昔よりもひどくなってきてるんじゃないかとすら疑いたくなります。


余談ですが、民族として「モジュール化」を目指している(?)日本人が、
製造業の世界ではモジュール化に弱く、インテグラルに強いというのは、
なんとも皮肉な話なように思います。
世界各国を調べてみると、もしかして相関が出たりして。



わたくし

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